小地域福祉活動について
小地域福祉活動とは、地域住民にとって身近でなじみのある圏域(自治会や小学校区などの徒歩エリア)で 身近な地域で住民が主体となった福祉活動をさします。暮らしの困りごとの解決をめざし、ふれあいサロン活動(居場所づくり)や見守り活動、生活上の簡単な手助けを行う生活支援活動(助け合い)などが広がっています。
少子高齢化や世帯の単身化により、社会全体の孤立化が広がるなか、”暮らしのセーフティネット”として「地域のつながりづくり」が大切なテーマになっています。身近な地域で住民が支え合う小地域福祉活動は、地域のつながりを強めていくうえで、とても有効な取り組みです。
小地域福祉活動の推進は、地域の日頃のつながりを基盤としているため、「災害時にひとりでも多くの命を守るための対策(災害時要援護者支援)」「住み慣れた地域で自分らしく暮らすためのケアの仕組み(地域ケアシステム)」にもつながります。